【 12月22日第二回整理整頓セミナー「人生を清新にする整理整頓」実施レポート 】 2016.01.09
12月22日(火)10時から第二回セミナーを前回好評だった対話方式で行いました。
前回は皆さんとの対話に時間を使い過ぎてしまい、最後は幾らか駆け足になってしまった反省を踏まえ、対話と伝える時間のバランスを考えながら。
前回は余り出なかった話ですが、今回はご両親の家の整理整頓を行いたいが、ご両親の同意が得られずどう説得したものか、また、夫の協力が全く得られないのでどうしたら良いのかなどのご質問がありました。
整理整頓に興味が無い・薄い方々をどう巻き込んで行くかはなかなか容易ではありません。
こうした方々への無理強いは厳禁です。無理強いは整理整頓する事への反感持たせてしまう危険があるからです。
まずは、整理整頓を実施した空間の心地良さを知り感じて貰う事から始めると良いかと考えます。家の中にモノが散乱している状態の方が好きという方も時には居られますが、殆どの方は整理整頓された清潔な環境を好むものです。そして、綺麗に整理整頓された場所は出来る限りその状態を維持したいと思うのが人情です。汚れている場所にゴミを捨てても罪悪感が余り無いので人はついついゴミを捨ててしまいますが、綺麗に整理整頓され清潔な場所にゴミは実に捨て難いものです。
これが人の心理ですから、身近な場所から整理整頓を実践して行く過程で整理整頓の価値をカラダで感じて貰うしかないと考えます。
それから、案の定、「勿体無い」の本当の意味をお伝えしてもなかなか正しい意味が腹に落ちて行かないという事を改めて認識しました。間違って覚え込んでしまい、また、周囲の人達も同じ様に誤った使い方をしていることから、カラダに誤った理解が染み付いてしまっているからだと思います。
整理整頓で最も大切な事は自分自身が変わることですので、頭での理解を超えて、正しい整理整頓の意味が腹に落ちるよう、今後工夫をして行かねばならないなと思っています。
以上